緑茶・抹茶 音声ガイド

· Tokyo

一杯の緑茶の中に、日本の千年が溶けています。中国から禅僧が持ち帰った一粒の種、武士が愛した抹茶と茶の湯、千利休が磨いた「侘び」の心、そして食卓に根づいた煎茶まで。歴史・種類・産地・作法・楽しみ方を、初めての方にもやさしくご案内する音声ガイドです。

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名所の歴史や見どころはもちろん、ラーメンや寿司、天ぷらなどの日本食についても、「何を食べているのか」「どう楽しむのか」「どんな文化や歴史があるのか」を音声でわかりやすく紹介します。

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緑茶・抹茶の世界へようこそ

お茶の世界へ、ようこそ。旅館の玄関先で、あるいは食事の席についた瞬間に、そっと差し出される一杯の緑茶。日本では、お茶は「もてなしの最初のひとこと」です。言葉を交わす前に、まず一杯のお茶で、そっと客人を迎える。その静かな心づかいの中に、日本の暮らしの美しさが詰まっています。あざやかな緑色のお茶をひと口すすれば、ほのかな苦みのあとに、やわらかな甘みが広がり、張りつめていた気持ちが、すっとほどけていきます。茶葉を粉にして点(た)てる抹茶(まっちゃ)は、茶の湯の世界で磨かれ、一杯の中に、静けさと美意識のすべてが込められてきました。日常の湯呑みから、特別な一服まで——お茶は、千年をこえて日本人の心のそばにあり続けてきました。何気ないこの一杯の向こうには、それほど長い物語が広がっているのです。それでは、はるか昔に海をわたってきた一枚の茶葉が、どのようにして日本の文化になっていったのか——まずは、一杯の緑茶の千年史からご案内しましょう。

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