もつ鍋 音声ガイド

· Tokyo

九州・博多生まれのもつ鍋。にんにく香るスープで牛もつとキャベツ、にらを煮込む庶民の滋養食が全国区の人気鍋に育った歴史から、スープと具材の選び方、本場博多の文化、日本人が囲む場面、そして締めのちゃんぽんまで、味わい方のすべてをご案内します。

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名所の歴史や見どころはもちろん、ラーメンや寿司、天ぷらなどの日本食についても、「何を食べているのか」「どう楽しむのか」「どんな文化や歴史があるのか」を音声でわかりやすく紹介します。

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もつ鍋の世界へようこそ

もつ鍋(もつなべ)の世界へ、ようこそ。ぐつぐつと煮立つスープのなかで、ぷりぷりとしたもつと、山盛りのキャベツやにらが、湯気を立てておどっている。にんにくの香りが食欲をそそり、真っ赤なとうがらしが、ぴりりと彩りをそえる——それが、九州・博多で生まれた鍋料理、もつ鍋です。もつとは、牛や豚の内臓のこと。かつては見向きもされなかったこの部位を、無駄なくおいしく食べるための知恵から、この料理は生まれました。ひとつの鍋をみんなで囲み、湯気ごしに笑い合いながらつつく。もつ鍋は、そんな博多の人情そのもののような、あたたかくてにぎやかな一皿です。安くて、精がついて、お酒もごはんも進む。しめには、残ったスープにちゃんぽん麺やごはんを入れて、最後の一滴まで味わいつくすのがお決まりです。今では博多を代表する名物として、日本じゅうの人々に愛されています。これからしばらく、この滋味あふれる鍋の物語を、いっしょに味わっていきましょう。まずは、もつ鍋がどのように生まれ、全国へと広まっていったのか——その歴史からご案内しましょう。

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